株式会社上野凮月堂

【 歴 史 】
延享4年(1747)小倉喜右衛門は若干17才にして大阪から単身江戸に移り、屋号を「大坂屋」と称し、京橋鈴木町で菓子製造業をはじめた。
喜右衛門は、候の意を体し清浄鄭重を旨とし、自ら調製したその正廉真実を賞され「凮月堂清白」の五文字を家号として賜った。 これを聞いた水野越中守が、錦上花を添えようと、当時第一の書家市川米庵先生に命じ、白布に「凮月堂」と書かせ、これを店頭に掲げよと授与された。
「凮月堂」の名声は広まり、「衆客常に店頭に市を為す」と伝えられている。初代喜右衛門にはじまるの歴史は今日9代目を数えている。

株式会社上野凮月堂は明治38年3月の創業以来「誠実と信用」を社是とし、奉仕の理念をもって百周年を向かえ、社会に貢献して参りました。
その間、一貫として歴史と伝統を守りながら、味の追求、技術の開発、サービスの向上に努め、代表的商品ゴーフルを始め、数々の和菓子、洋菓子を製造販売し、皆様のご愛顧を賜っております。
またレストラン、喫茶を営業し、特に材料の吟味、味の研究、サービスの向上に努め、ご好評をいただいております。
これからもご支援、ご鞭撻賜りますよう、お願い申し上げます。

代表取締役社長 大住 省一