博多ラーメン

【 赤丸新味 あかまるしんあじ 】原点に戻り、新しいラーメンの歴史を。
創業10年目を向かえた平成7年、「原点(ゼロ)に戻って一風堂が表現する新しい博多ラーメンの歴史を創ろう!」という全スタッフの想いが集結し誕生したラーメンこそ、一風堂全店舗で人気ナンバーワン「赤丸新味」です。試行錯誤を繰り返す中で厳選された素材にこだわり「良い素材でよりおいしいのへ」というごく当たり前のチャレンジが始まったが、「安い素材でおいしいラーメンをより安く」という当時の博多ラーメン文化を覆す革命でもありました。コクと深みを追求した赤丸新味の中には数種類の野菜と油をブレンドした自家精製油の・香油・(食べた人は解るけど、スープの上に浮いている茶褐色の油)でスープ本来の旨みを引き出し特製の辛しミソで味の奥行きをより深くなるように表現。そしてあのジュワッとトロけるようなチャーシューにはSPF(無菌豚)を使用して、素材自身が持つ旨みと柔らかさを生かす特殊な製法で煮込んでいます。「これは博多ラーメンじゃない!」と言われたことがあります。確かにその通 りかもしれませんが、私達作り人は博多ラーメンの進化型を目指しチャレンジを繰り返して「一風堂ラーメン」を築き上げたいと考えています。
【 白丸元味 しろまるもとあじ 】創業以来、支持されるメニュー。
昭和60年の一風堂創業以来、多くのお客様に支持され続けている白丸元味は素材、製法を変えつつも、サッパリとした口当たりとまろやかさは昔のままです。一昼夜かけて煮出したスープは、強い火力で余分な脂を飛ばし旨みだけを引き出しているので、独特な豚臭さがありません。現在、白丸元味と赤丸新味のスープは背骨とゲンコツで煮出した上品なスープと豚頭だけの昔ながらのスープをブレンドするダブルスープという新しい製法で提供しています。これはそれぞれのガラの旨みを引き出す為に別々の釜で取っており、お客様の口に入る直前にこの2種類のスープをブレンド。とってそれぞれの旨みが合わさった深みのあるスープが出来上がるわけです。これが創業以来多くの女性はもとより、お子様、お年寄りの方まで支持される秘密です。一風堂のラーメンは更なる進化を目指し「変わらないで、変わり続ける」精神で味の研究を続けています。
【 チャーシュー 】より安全に、おいしく日々進化するチャーシュー。
一風堂がスープと麺の次にこだわり続けているのが、このチャーシュー。白丸元味には、特製のタレにつけ込まれたサッパリ味のモモ肉。赤丸新味には、コクと深みのあるスープに負けることなく力強く味つけされたバラ肉。ともに国産のSPF(無菌豚)を使用していて、より安全においしく食べて頂きたいと思うスタッフの目に見えない心遣いがこんな所にも隠れているのです。店舗によっては「チャーシュー盛」なるものが存在し(写真)、ビールのおつまみとして、餃子に並ぶ人気メニューになっています。(どこの店舗に存在するのか、自分の足で探してみては?!) ちなみにチャーシューも日々進化していることを気づいた人は何人ぐらいいるのでしょう?気づいている人がいれば、「一風堂のとりこ」になっていることをあなたは知らない・・・・。