小澤征爾、秋山和慶、尾高忠明に指揮を師事。1983年、84年には来日中の都響名誉指揮者ジャン・フルネ氏にも学んだ。86年よりウィーン国立音楽大学に留学、オトマール・スイトナー氏に師事し、研鑚を積んだ。帰国後、仙台フィルハーモニー管弦楽団の指揮者および常任指揮者を2006年まで16年間務めた。NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニーを始め、国内主要オーケストラとの共演を重ね信頼も厚い。国内だけではなく、96年には南西ドイツ・フィル、スロヴァキア・フィルの定期演奏会に出演し、好評を博した。 |
87年日本音楽コンクール第1位。第42回ブゾーニ国際ピアノコンクールにて、1位なしの3位入賞。91年ブダペスト・リスト国際ピアノコンクール第2位。第23回ロン=ティボー国際ピアノコンクールにて第1位受賞。この受賞によって一躍注目を集め、世界各地でコンサート活動を開始。マゼール、小澤征爾などに認められ、94年は、マゼール指揮フィルハーモニア管、小澤征爾指揮新日本フィルと共演。95年マゼール指揮のピッツバーグ響に招かれ、プロコフィエフの協奏曲第2番を共演。その後も世界の主要オーケストラとの共演、リサイタル、室内楽公演やNHKの放送収録「ぴあのピア」など活躍の幅を広げている。 |
第674回 定期演奏会 Aシリーズ
1月の定期演奏会は、日本の作曲家の作品とその創作に影響を与えた欧米の作曲家の作品を紹介する恒例の<日本管弦楽の名曲とその源流>。Aシリーズでは、プロデューサー別宮貞夫が「自分の最も忘れ難い精神的体験を反映した」という1986年の作品
≪交響曲第4番「夏1945年」≫のほか、矢代秋雄の名作・ピアノ協奏曲(昭和42年度「尾高賞」「文部省芸術祭奨励賞」受賞)、さらに別宮の師匠メシアンとゆかり深いダニエル=ルシュール(1908~2002)の作品が並びます。
タクトをとるのは都響と名演を多く重ねる梅田俊明。ピアノは92年ロン=ティボー・コンクールの優勝者、野原みどり。
日 時: | 2009年1月22日(木)19:00開演(18:20開場) |
会 場: | 東京文化会館(JR上野駅公園口から徒歩1分) |
料 金: | S席6,500円/A席5,500円/B席4,500円/C席3,500円/Ex席1,800円 シルバーエイジ割引(65歳以上) A~C30%OFF ジュニア(18歳未満)・学生割引 A~C50%OFF |
ご予約・お問合せ:都響ガイド 03-3822-0727 |