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2005年「愛・地球博」の長久手日本館で人気を博した「地球の部屋」が国立科学博物館に移設され、「THEATER360(シアター・サン・ロク・マル)」として生まれ変わりました。
直径12.8m(実際の地球の約100万分の1の大きさ)のドームの内側すべてがスクリーンになっていて、その中のブリッジに立ち、映像をご覧いただけます。
360°全方位に映像が映し出され、独特の浮遊感などが味わえる世界初のシアターです。

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恐竜化石はたいてい骨や歯だけで、映画のような生きた恐竜の世界を科学的に正確に再現するのは不可能です。しかし、骨や歯の形や関節の形から、彼らがどのように動き暮らしていたか、その一端を想像できることがあります。国立科学博物館の恐竜展示室のトリケラトプスが生息していた白亜紀最末期の北アメリカの世界を想像してみましょう。

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国立科学博物館のトリケラトプスは世界でも完成度の高いトリケラトプス標本です。地層の中に横たわっていた姿勢で展示しています。その標本の研究からトリケラトプスの前あしの形や動かし方が明らかになりつつあります。その化石が発見されたアメリカのノースダコタ州に行ってみてみましょう。そこは、現在は乾燥した荒野ですが、6500万年前の白亜紀最末期には緑豊かな平原や森でした。


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ティラノサウルスは死骸をあさることしかできなかったと言われることもありますが、生きたトリケラトプスを襲ったという証拠が最近見つかりました。彼らは絶滅してしまいましたが、恐竜の一部は現在も鳥として進化し続けています。恐竜は鳥類を除いて約1000種学名がつけられていますが、それは恐竜の全多様性の氷山の一角にすぎません。まだ大部分の恐竜が地面の下で私たちとの出会いを待っています。


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プレートの運動によって大陸は分裂移動し、中央海嶺で生まれた海洋底は海溝から地球内部へ沈み込んでいます。そして地震や火山噴火をおこしながら、ときに大山脈も形成しています。これらの変動を解明するカギは数億年かけてゆっくりと循環するマントルの動き。見ることのできない地球内部に入り込み、マントル深部からの上昇流と表面近くからの下降流による対流を追いかけます。

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海溝から沈み込んだプレートは、重たくなるとマントル深部へと落込んでいきます。それにかわりマントル深部の別のところから上昇してくるのがホットプルームです。地表へ向かったプルームは、表面近くで小さく分かれて火山噴火を起こしたりします。


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アフリカ東部の大地溝帯は、大陸が引き裂かれている巨大な割れ目で、そこには多くの活火山や湖があります。大陸を割る動きは、地下深部にある巨大なホットプルームに関係があると考えられています。このまま拡大していくと紅海やアデン湾のように、海が入り込んできます。


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休館日:毎週月曜日(日・月曜日が祝日の場合は火曜日)、年末年始(12月28日~1月1日)
特別展等により変更することがあります。

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【A】 「青の輝き」&「恐竜の世界-化石から読み解く-」
【B】 「緑のささやき」&「マントルと地球の変動-驚異の地球内部-」
【C】 「生命(いのち)のきらめき」&「恐竜の世界-化石から読み解く-」
【D】 「青の輝き」&「マントルと地球の変動-驚異の地球内部-」
【E】 「緑のささやき」&「恐竜の世界-化石から読み解く-」
【F】 「生命(いのち)のきらめき」&「マントルと地球の変動-驚異の地球内部-」

 

【上映内容】   ・1回の上映は約8分です。
・当館オリジナル映像と愛・地球博映像を各1本ずつ組み合わせて上映します。

国立科学博物館 ホームページ


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