菌類のふしぎ−きのことカビと仲間たち
おいしいきのこと、困り者のカビ、実はどちらも菌類という仲間です。
また、パン・お酒・味噌・しょうゆ・かつおぶしなどは菌類の働きでできあがります。菌類には、不思議なパワーがたくさんあります。
もやしもんの菌キャラと一緒に、菌類の世界を探検しよう!
菌キャラたちが繰り広げる映像コーナーでは、小さな菌類の働きを楽しく紹介してくれます!グッズコーナーも必見です!
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地球は46億年前に誕生しました。誕生したばかりの地球は灼熱の熱球でした。
やがて、温度が冷えた地球には海ができ、そこで、最初の生命が誕生したと考えられています。この頃の生物の細胞は、遺伝情報を伝える核が膜に包まれていない原核生物でした。彼らの末裔は現在のバクテリアです。
およそ15億年前、原核生物が他の原核生物の細胞に取り込まれることによって、膜に囲まれた核を持つ、真核生物が誕生しました。真核生物の中には、安定した栄養を確保するために宿主となる細胞に寄生するものが現れました。これらが菌類の祖先と考えられています。
菌類の化石の証拠から、菌類の誕生の秘密に迫ります。
やがて、温度が冷えた地球には海ができ、そこで、最初の生命が誕生したと考えられています。この頃の生物の細胞は、遺伝情報を伝える核が膜に包まれていない原核生物でした。彼らの末裔は現在のバクテリアです。
およそ15億年前、原核生物が他の原核生物の細胞に取り込まれることによって、膜に囲まれた核を持つ、真核生物が誕生しました。真核生物の中には、安定した栄養を確保するために宿主となる細胞に寄生するものが現れました。これらが菌類の祖先と考えられています。
菌類の化石の証拠から、菌類の誕生の秘密に迫ります。
菌類って動物?植物?それともどちらでもない?
初期の研究者は、動く動かないによって生物を動物か植物に分類する「二界説」を唱えました。その後、真核・原核という細胞の構造にも注意して生物を二つに分け、さらに栄養のとり方にも注意して生物を5つの界に分類する「五界説」が主流になりました。
菌類は栄養のとり方から、はじめて動物とも植物とも異なる独自の界として位置づけられました。20世紀後半に入り、DNAの情報をもとに、菌類は意外にも植物よりもむしろ、動物に近いことがわかってきました。
初期の研究者は、動く動かないによって生物を動物か植物に分類する「二界説」を唱えました。その後、真核・原核という細胞の構造にも注意して生物を二つに分け、さらに栄養のとり方にも注意して生物を5つの界に分類する「五界説」が主流になりました。
菌類は栄養のとり方から、はじめて動物とも植物とも異なる独自の界として位置づけられました。20世紀後半に入り、DNAの情報をもとに、菌類は意外にも植物よりもむしろ、動物に近いことがわかってきました。
海から陸上に生物進化の舞台が移ると、菌類も他の生物と共に進化してきました。
その結果、ミクロサイズから肉眼的な大きさまで、さまざま不思議な形の菌類が進化しました。かたち、大きさ、生態など菌類の多様性について、実物標本約300点で紹介します。
【トピック】
◎ シイタケを研究した日本人
◎ アイスマンが手にしていたのはきのこだった!
◎ 鎌倉彫にも菌類が関わっている!
◎ 日本人にとって、最も身近なカビは?
その結果、ミクロサイズから肉眼的な大きさまで、さまざま不思議な形の菌類が進化しました。かたち、大きさ、生態など菌類の多様性について、実物標本約300点で紹介します。
【トピック】
◎ シイタケを研究した日本人
◎ アイスマンが手にしていたのはきのこだった!
◎ 鎌倉彫にも菌類が関わっている!
◎ 日本人にとって、最も身近なカビは?
きのこの中には不思議な発光能力をもつものがあります。発光きのこの代表であるヤコウタケ(栽培した実物を展示)を中心に光るきのこを紹介し、神秘の世界にご案内します。
ホタルでは、ルシフェリンという物質がルシフェラーゼという酵素によって分解される時に光が出ることが知られています。しかし、きのこで光を発するメカニズムはまだ解明されていません。またきのこによって光るメカニズムは異なることが分かっています。ただ言えることは、無酸素状態では発光しないため、反応には酸素を必要とする、ということです。
また、何のため光るのでしょうか。夜行性の昆虫を引きつけるため、という説もありますが、本当のところは分かりません。
ホタルでは、ルシフェリンという物質がルシフェラーゼという酵素によって分解される時に光が出ることが知られています。しかし、きのこで光を発するメカニズムはまだ解明されていません。またきのこによって光るメカニズムは異なることが分かっています。ただ言えることは、無酸素状態では発光しないため、反応には酸素を必要とする、ということです。
また、何のため光るのでしょうか。夜行性の昆虫を引きつけるため、という説もありますが、本当のところは分かりません。
菌類は腐生(遺体を分解すること)だけでなく、共生(生きた他の生物とたがいに支え合うこと)や寄生(生きた生物にとりつくこと)によって他の生物と共に生きています。そして自然界では、栄養の流れを調整し、増えすぎた生物を間引いて自然環境を潤滑にする役割を果たしています。
ここでは自然界における菌類の主なはたらきを、蘭と共生する菌、冬虫夏草などの展示とともに紹介します。菌類は環境の調和者といえるでしょう。
ここでは自然界における菌類の主なはたらきを、蘭と共生する菌、冬虫夏草などの展示とともに紹介します。菌類は環境の調和者といえるでしょう。
開催概要 | |
名 称 | 特別展「菌類のふしぎ─きのことカビと仲間たち」 |
開催期間 | 2008年10月11日(土)〜2009年1月12日(月祝) |
会 場 | 国立科学博物館 |
開館時間 | 午前9時〜午後5時(金曜日は午後8時まで) ※入館は各閉館時刻の30分前まで |
休 館 日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合、翌火曜日を休館) 年末年始:12月28日(日)〜1月1日(木・祝) |
入 館 料 | ○一般・大学生/当日:1,300円、前売:1,200円、団体:1,200円 ○小・中・高校生/当日:500円、前売:400円、団体:400円 ※団体は20名以上からです [会場及びTBSホームページでのみの販売] ○金曜限定ペア得ナイト券:2,000円 ※2名同時入場。男女問わず。午後5時から午後8時。 (入館は午後7時30分まで) ※8/15(金)からTBSホームページにて引換券を販売しています。 |
主 催 | 国立科学博物館、TBS |
後 援 | 文部科学省、TBSラジオ |
協 力 | 日本菌学会 |
フィーチャリング | 「もやしもん」石川雅之/講談社 |
監 修 | 細矢 剛(国立科学博物館) |
学術協力 | 奥田 徹(玉川大学)、吹春俊光(千葉県立中央博物館) 出川洋介(神奈川県立生命の星地球博物館) 佐久間大輔(大阪市立自然史博物館) |
お問合せ | ハローダイヤル:03-5777-8600 TBSホームページ:http://www.tbs.co.jp/kinruiten/ 国立科学博物館:http://www.kahaku.go.jp/ |
◎応募方法
このページの一番下にお申込み入力フォームがあります。
ニックネームとメールアドレス、コメント欄に招待券希望と記入してください。
◎お申込み入力例
ニックネーム :ガイドきの子
メールアドレス:guide@xxxxx.jp
コメント欄 :招待券希望 あたるといいな〜
※ニックネームとメールアドレスは必須項目です。
※ニックネームとコメントはホームページで公開されます。
メールアドレスは非公開です。当選発表のご連絡に使用します。
※お申込み内容はスタッフがチェックしている為、反映まで時間がかかります。
◎応募日程
応募期間:2008年10月10日〜2008年11月09日
応募締切:2008年11月09日
当選発表:2008年11月13日(メール及び当選者発表ページにて発表します)
※お申込み頂いた方全員へ抽選結果のメールを配信いたします。
◎重複のご応募の注意
ご応募いただいたメールアドレスを元に重複しているメールアドレスは抽選時に削除し抽選を行います。なお、ご家族、会社、団体様のそれぞれ個人の応募はメールアカウントを変更してお申込ください。1メールアカウント1名様と判断させていただきます。ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。
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