日本の科学者技術者展シリーズ 第9回 化学者展
2011年9月23日(金・祝)〜 2011年12月11日(日)
国立科学博物館
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桜井錠二 肖像 写真提供:国立科学博物館 |
池田菊苗 肖像 写真提供:国立科学博物館 |
鈴木梅太郎 肖像 写真提供:岩手大学農学部附属農業教育資料館 |
真島利行 肖像 写真提供:大阪大学総合学術博物館 |
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『化学新書』川本幸民訳 所蔵:日本学士院(10月14日から実物展示) |
鈴木梅太郎「米糠の成分」標本 所蔵:国立科学博物館 |
真島利行「オゾン発生装置」 所蔵:大阪大学総合学術博物館 |
ニッポンの近代化学の夜明け
日本のノーベル化学賞受賞者は、1981年に福井謙一博士が初めて受賞してから昨2010年の鈴木章・根岸英一両博士まで7名に上ります。
しかも2000年以降の受賞者が6名で、日本の化学研究および化学工業は、今では世界トップクラスと言えます。幕末のころに西洋の化学を取り入れ始め、明治30〜40年には世界一流の化学研究がされるようになっています。
日本の化学研究の本格的な開花は第二次世界大戦後になりますが、このように急速に進歩した背景には、先人たちのたゆまぬ努力がありました。
本企画展では、明治から昭和初期にかけて日本の近代化学、さらに日本の学術研究体制を築き上げた4人の化学者の軌跡をたどります。
《 みどころ 》
- 鈴木梅太郎研究室で抽出・分離された「米糠の成分」標本
脚気の研究から、米糠には微量でも生命に必要な物質があることを発見し、「オリザニン」(現在のビタミンB1)と名付けました。
これは、事実上世界で最初のビタミン発見と言えます。
- ウルシオールの構造を決める際に真島利行が実際に使用したオゾン発生装置
日本特産の漆の研究に取り組み、その主成分であるウルシオールの構造解析および合成をしました。また、常に研究を重視し、多くの化学者を育て、日本の有機化学研究を世界一流に育て上げました。
- 日本の近代化学のスタート
日本で西洋の化学が初めて体系的に紹介されたのは、宇田川榕菴(1798−1846)が著した化学書『舎密開宗』(1837−1847)です。オランダ語の”chemie”を音訳して「舎密(せいみ)」としました。「化学」という用語が書籍で初めて使われたのは、川本幸民(1810−1871)の『化学新書』(1861)です。
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《 開催概要 》
名 称 |
日本の科学者技術者展シリーズ 第9回 化学者展 |
会 場 |
国立科学博物館 日本館1階企画展示室
(東京都台東区上野公園7-20) |
会 期 |
2011年9月23日(金・祝)〜12月11日(日) |
開館時間 |
午前9時〜午後5時
※入館は閉館時刻の30分前まで
※今後の諸情勢により、開館日時等について変更する場合がありますので、ホームページ等でご確認ください。 |
休館日 |
毎週月曜日および10月11日(火) ※ただし、10月10日(月・祝)は開館 |
入館料 |
常設展示入館料のみでご覧いただけます。
一般・大学生:600円(団体300円)
高校生以下および65歳以上無料
※団体は20名以上
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主 催 |
国立科学博物館 |
問合せ |
03(5777)8600 (ハローダイヤル) |
サイト |
化学者展公式ページ |
PDF |
ポスター画像(PDF)の ダウンロードは、コチラから。 |
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《 応募方法 》
右記の応募用入力フォームに、ニックネーム・メールアドレス・ご住所・お名前・コメントをご記入してください。
《 お申込み入力例 》
ニックネーム :ビタミン
メールアドレス:guide@xxxxx.jp
ご住所・お名前・コメント:
郵便番号:〒123-4567
ご住所:東京都台東区上野1234 ガイドマンション888号
お名前:上野 アトム
コメント:いまからでも化学者になれるだろうか。
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※ニックネームは、当選者の方のみ当選者発表ページで掲載いたします。
※重複のご応募はご遠慮ください。
《 応募期間 》
2011年9月15日(木)〜2011年10月19日(水)
《 当選発表 》
2011年10月21日(金)
※当選発表は、メール及び当選者発表ページにて発表します。
※お申込み頂いた方全員へ抽選結果のメールを配信いたします。
《 個人情報保護について 》
応募の際にご入力いただいた個人情報につきましては、弊社にて厳重に保管・管理し、その使用は、本プレゼント企画の賞品の抽選及び発送にのみ使用させていただきます。
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